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煮るなり焼くなり

丸きりそのままか捏ねくり回すかの違いはあっても、創作の詰まる所は自分の切り売りだと思う。
生憎自分は文章での表現しか知らないので、他の創作をする人については違うのかも知れないけれど。

リアルタイムで起きている出来ごとの切り刻まれるような生々しい痛みは、鮮度を持ったまま作品の中で活かせる。
過去の瑣末な出来事から話を膨らませ、大袈裟に仕上げることだって出来る。
感覚や感情の機微にしたってそうだ。

地の自分と書き手としての自分は、同一ではあるもののどこか乖離している。
酷く落ち込むような体験をすると、今のこの感情を書き留めておけば後々面白いかもしれないとどこかで考える。
更に、生きることと書くことを天秤にかけるのが職業作家なのだろうと思う。

とまぁなんちゃってのアマチュア風情が偉そうにという感じだろうし、大人しく書きかけの原稿に戻る次第。
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